写真撮影、尾崎樹仙
2004年7月17日
伊吹山駐車場を出発これから山頂へ
3つある登山道のうち西の登山道を登る
伊吹山山頂標識前で
伊吹山山頂全員集合
一等三角点の標石にタッチ1
一等三角点の標石にタッチ2
一等三角点の標石にタッチ3
7月18日
御在所岳山頂で全員集合
この登山は終了しました。以下は登山開始前の情報です
参加資格
藤沢市内に在住、在勤または在学のもの(小学生は親権者の承諾が必要)
参加料
25,000円(往復交通費、宿泊費(一泊三食)、傷害保険付き)
申し込み方法
次の宛先までTEL、FAX、郵送(FAXまたは郵送の場合は参加者全員の住所・氏名・年齢を明記) ×削除
締め切り
先着40名になり次第締め切ります
キャンセル規定
出発の前々日、全額返済
出発の前日の午後六時まで、半額返済
出発当日、返却いたしません
説明会
7/3(土)18:30より秩父宮記念体育館2階研修室。参加者は必ずご出席ください(グループ参加の場合代表者のみで可)
目的地
花の伊吹山(越美山地・日本百名山1377m)と鈴鹿の主峰・御在所岳(1212m)
実施日
2004年7月17日(土)~18日(日)
集合
藤沢市役所本館ロータリー、7月17日(土)6:15am 、開会式、6:15am、出発、6:30am
7月17日(土)
藤沢市役所前出発(6:30)-秦野中井I.C.より東名道・名神道経由-関ヶ原I.C.(11:30)-伊吹山ドライブウェイにて9合目(12:30)-お花畑散策しつつ山頂へ(13:30)昼食と休憩-山頂出発(14:30)-9合目帰着(15:00)-バスにて伊吹山ドライブウェイを下山開始(15:10)-関ヶ原(15:30)-菰野町・ロッジ湯の山到着(17:30)宿泊
7月18日(日)
朝食(7:00)-出発(7:30)-バスにて北谷橋に到着(7:50)-登山開始(8:00)-日向小屋(8:20)-四の渡し(8:30)-藤内小屋(8:50)-休憩10分-藤内壁分岐(9:30)-六合目(10:00)-国見峠(10:30)-三重県側山頂・朝陽台山上公園到着(11:00)昼食・休憩
尚、ここから約10分で滋賀県側山頂・三角点へ行けるので希望者は昼休み中に行ってきてもよい、晴れた日には琵琶湖が見える、集合時刻(12:00)を忘れずに!
下山開始 朝陽台出発(12:00)-ロープウェイ駅出発(12:15)=(ロープウェイ)=湯の山温泉駅(12:30)-バスにてロッジ湯の山へ戻り入浴(1時間以内)-出発(14:00)-四日市I.C(14:30)-東名阪道・名古屋高速・東名道経由-秦野中井I.C(20:30)-藤沢市役所帰着(22:00)解散式
宿泊先、ロッジ湯の山、TEL0593-92-3155,FAX0593-92-2523
伊吹山(越美山地)
中部地方の伊勢平野と近畿地方とを分かつ”くびれ”関が原の西にそびえる巨きな山が 日本(深田)百名山にも数えられる伊吹山(1337m)である。
気候と高山植物
それほどの高山でもなく、また緯度的にも横浜くらいとそれ程北の山とも言えないのに、 高山植物の固有種で著名な山である。
そのわけは、表日本と裏日本の分水嶺で、日本海からわずか30Kmと近く、冬の季節風が 厳しく又積雪も多く雪崩で樹木が削り取られたりで森林限界が低くなっている為と考えられる。 主な固有種としてはイブキトラノオ、イブキジャコウソウ、イブキフウロ、イブキリンドウ等々で、 それら以外にもキンバイソウ、サラシナショウマ等々は一見の価値がある。
登山環境
百名山とはいえ、観光開発が進み、9合目までドライブウエイが延びている為、無雪期に於ける 登山の価値は下落している。苦労して登って行ったのに、都会そのままの観光客の群れに出迎え られるのでは幻滅である。しかし夏期の高山植物のお花畑のすばらしさは格別であり、 これだけでも一見の価値はある。
山頂お花畑
9合目駐車場から山頂にかけて拡がる広大なエリアで、西、中、東の3コースがあり、 いずれも昇り降り可能である。花の種類としては西が最も多様のようだ、東は観光客が少なく静かだが花は少ない。
御在所岳(鈴鹿山脈南部)
鈴鹿山脈は関ヶ原の南にそびえる霊仙山から発し、伊勢平野(岐阜県、三重県)と 滋賀県を隔てながら油日岳まで50Kmを南北に縦断する山脈である。
標高は最高で御池岳の1247m程度と高くはないが、北部の石灰岩質から南部の花崗岩質と変化があることから、 北部ではススキや笹の多い窪みや台地状の地形が多く、ルートファインディングが難しく 難度の高い縦走コースが多い。
他方、南部は花崗岩質でいたるところに岩壁や岩峰をそば立たせ、技術的に困難なルートを作りだしているが、 中でもアルペン的な風貌で魅了している御在所岳は名古屋周辺のみならず近畿地方の岳人達をも育てている。
御在所岳は双耳峰で、東峰は朝陽台のある三重県側山頂で、西峰は三角点のある滋賀県側山頂である。 両峰の中間にはカモシカセンターがあり、白カモシカ等が飼育されている。 朝陽台のすぐ下にはロープウエイ山上駅があり、湯の山温泉との標高差780mを12分間で結んでいる。 晴れた日には、両山頂から四日市/伊勢湾や琵琶湖、若狭湾等が望まれ絶好の展望台になっている。 御在所岳の湯の山温泉側からの登山道は5本あるが裏道以外はいずれも傾斜がきつく、岩場やザレ場等が多く 危険である。又山頂付近は平で広く、安全であるが公園の柵の直下はほとんどが大岩壁であるし、 少し脇道にはいるとすぐに岩場になるので、うっかり入り込まない方がよい。